欠損表現について

アラハゥイ氏の欠損表現に関する発言についていくつかのブログがコメントされてますので、
私も少し書いてみようかと。

欠損表現について、正直「そういえばそんなのあったなぁ」って感じです。
というのも久しく欠損表現をOFFにしているからです。
昔々カーリースティールが流行っていた頃、私もポークルでやってたんですが、
ティールした後毎回「ピギャー」という断末魔とともに真っ二つにされてたんですね。
始めはなんともなかったのがしばらく繰り返していると気分が悪くなって、欠損表現をOFFにしました。
それ以来そのままです。
グロ画像見ても平気な私もコンテクストが伴ってくると耐えられなかったようです。

胴体真っ二つや首ちょんぱは死や恐怖を表現する効果的な手段なのですが、
死に戻りやゾンビアタック等が普通に行われている現状では滑稽にしか映りません。
切腹介錯があればまだ使い途もあるんでしょうけど。
PKに関してもそうですが、当初の目論見通りかというとそうではないわけで、
欠損表現を積極的に楽しんでいるユーザーはほとんどいないのではないでしょうか。
ゲーム内で他者と交わることが極めて少ない私ですが、
アバターや武器防具のグラフィックについて会話したことはあっても、欠損表現についてはありません。
(親しくもない人間に欠損表現について話す人もいないでしょうけど・・・)

そんな事情があるので、今回の欠損表現の縮小については個人的には歓迎しています。

しかしながら、プロデューサーとして自身のもつ世界観を表現しきれないのは大変つらいことと心中お察しします。
リソースの再配分を決断なさったことに私は賛辞を贈るとともに敬意を表したく存じます。
表現の多様性が保たれたままWIZONが更に発展することを願います。